「君の膵臓を食べたい」〜共病文庫〜 桜良のセリフ
号泣ポイント「共病文庫」の桜良のセリフ
映画で、桜良亡き後、桜良の家に行って、最後のお別れをするシーン。
桜良のお母さんに、自分が、共病文庫を知っていたことを告げる。
そんなシーンで始まる7分間が、とにかく泣ける。
いろんな桜良の思いを僕が知ることになるシーン。
とても切ない。
そんなシーンのセリフを、頑張って記憶から呼び起こし、書き出してみました。
*サントラの共病文庫に対応しています。
(映画館で必死こいて書き殴ったのは秘密)
(追加で3回映画館に行ってるので、結構あっているとは思います!)
(もし間違っていることがありましたら、ぜひコメントでお教えください。ちょっとした語尾とかでも良いです。)
*下記の画像はYoutube より引用。
〜共病文庫〜
お母さん:「今日は本当にありがとう。」
僕:「あの・・・お話があるんです、実は・・・彼女の病気のこと、知ってました。
本当は怖くて、来る勇気がありませんでした。
でも、どうしても見せていただきたくて、共病文庫を。」
お母さん(涙ぐみながら):「あなただったのね・・・自分が死んだら、この日記をある人に渡してほしい、たった一人、共病文庫のことを知っている人がいるからって・・・その人は臆病だから葬式には来ないかもしれないけど、絶対取りに来るって。だから渡してほしいって。」
桜良の声で回想:
「4月12日 〇〇君に秘密を知られた、焦った、けど、気にしてないふりをした。そしたら向こうも普通の顔してた、驚き、驚き驚きっ!そんな人いる?」
「実は前からちょっと気になってた。ずっと本と向き合ってて、まるでジーッと自分と戦っているみたい。」
「秘密を知っているクラスメイト君と、図書委員になった。気をひくためにわざと分類を間違えた。」
「死ぬまでにやりたいことリストを作ってみた。
男の子とお泊り旅行をしたい!
美味しいラーメンを食べたい!
恋人じゃない男の子と、いけないことをしたい。
とても悪くて、いい日だった。
少しだけ泣いた、今日は泣いてばかりだ。」
「二週間の検査入院、本当はすごく怖い、怖くて怖くてたまらない。」
「彼の顔を見たらほっとして、思わず涙がこぼれそうになったから、慌てて隠れた」
「でも、入院したからできることも見つけた。実は、とある二人を鉢合わせさせようとしている。仲良くなってほしいんだけど、なかなか難しいみたい。」
「ものが食べられない、体がだるい。真夜中、彼が病院に忍び込んでくれた。勇気を出して、真実と挑戦ゲームを挑んだけど負けちゃった。どうしても彼に聞きたいことがあったのに。」
「彼が帰って一人になってから、泣いた。たくさんたくさん泣いた。1日でも長く生きられるよう、頑張ろう・・・」
「今日は動けない。もう何日も食べていない。」
「つかの間の外出許可。もう最後ってことみたい。最後に彼ともう一度旅行して、桜を見に行く約束をした。いつか恭子とも行きたかったなあ。
でも彼と一緒に居られるそう思えるだけで幸せ。」
「よおおおし、一時退院だ、今日はなんだか元気、今から会いに行くからね。」
お母さん:気をつけてね!
桜良:行ってきます!!!ふふふっ!」
僕:「彼女、本当に・・・」
お母さん:「本当にありがとう、あなたのおかげであの子はしっかり生きることができた。」
僕:「お母さん、お門違いなことはわかっているです。でもごめんなさい、もう泣いていいですか・・・」
〜解説〜
この場面は、僕が、桜良が通り魔事件に巻き込まれ、亡くなった後、絶望のあまり、30日間家から出られなかった・・・というシーンの続きの場面です。
僕のお母さんに、「ちゃんとお別れをしてきなさい」と言われ、決心して桜良の家へ。
僕はどんな心境で桜良の家に向かったのでしょうか?
桜良の仏壇に手を合わせる僕。 僕が共病文庫のことを知っている唯一の人だと告げる。
お母さんは涙ぐんでしまいます。
ここのシーンでもグッとくるものがあります。
その後、桜良の明るい声で、回想が始まりますが、始まった瞬間、あ、桜良の声だ!となって、あの、元気だった桜良の声が聞けて、泣けてしまいます。
僕と知り合った桜良がどうして僕に惹かれたのか。そして、本当は死ぬのが怖くて、一人で泣いていたことがわかります。
死と向き合いながらも、けなげに振る舞う桜良の行為が思い出されて、また、泣けます。
そして、桜良は、僕と恭子が仲良くなってほしいと、心の底から思ってたのですね。
その思いが、映画では12年越しにかなうことになって、きっと桜良も満面の笑みで天国から見ているのでしょう。
最後に、通り魔事件に遭う前、無邪気に家を飛び出す桜良。
「行ってらっしゃい」とお母さんに言われ、元気に「行ってきますっ」と。
こっちを振り向いて、ふふふっって笑って、僕に早く会いに行こうとする桜良の姿を見て、また泣けます・・・」
本当に切ないです。
ここまで、文字で書いてきましたが、映画を見ないことにはなかなか伝わらないでしょう。
まだ見ていない方は是非見てみてください。
そして、キミスイファンの方は、一生、心に残る映画になったのではないでしょうか。
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*本セリフは映画「君の膵臓を食べたい」のワンシーンの引用です。
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