すみっこがっきの映画blog

最新映画から名作まで!毎月10本は新しい映画を見るすみっこがっきがレビューするブログ

映画「恋と嘘」最速で映画の感想・レビューしてみた!

映画「恋と嘘」公開日に観てきた!

「映画」恋と嘘 最速レビュー

本日10月14日に公開した映画「恋と嘘」を鑑賞してきました。

注:ネタバレを含みます。

 

f:id:horeboredansi:20171014231333p:plain

*映画「恋と嘘公式サイトより

 

ちなみに筆者は原作を知りません。

今回観に行こうかなと思ったのは、キミスイで知った、北村匠海くんが出演し、さらに、咲sakiで原村和を演じた浅川梨奈さんが出演しているということで、知っている二人が出る少女漫画系映画はどんなものなのかなと興味が湧いたので鑑賞しました(笑)

 

映画館の9割は女性でしたw

筆者は恋愛系青春系映画をよく観ますので、そういう映画が好きな男性1名の観点からレビューということでご容赦ください^^

 

(多分、女性が観たらまた違う感想を抱くのかも)

 〜簡単なストーリーと主な登場人物〜

日本は少子化対策として遺伝子的に最善のパートナーを政府通知によって通達。

法的拘束力はないが、最善のパートナーを選んでくれるというもの。

 

ヒロイン:(女優:森川葵仁坂葵

政府通知を心待ちにする女子高生

幼馴染:(俳優:北村匠海司馬優翔

葵に密かに想いを寄せる幼馴染

葵の政府通知相手:(俳優:佐藤寛太高千穂蒼佑

始めは葵のことをなんとも思わないが、徐々に葵に好意を抱いている

 

f:id:horeboredansi:20171014233019p:plain

*公式サイトより引用 

 

司馬君はヒロインに好意を抱いており、葵が政府通知を受け取った日に告白をする。

葵は政府通知の相手を選択。

しかし、その相手の蒼佑は、何も彼女のことを思ってはいなく、そっけない態度をとる。医学部に通う彼は、超お金持ち。親とは衝突をしていた。

司馬君の誕生日、ひょんなことからその3人でデートすることに。

司馬君は蒼甫の、葵に対するそっけない対応に怒って、喧嘩になってしまう。

それから、葵と司馬くんは離れてしまった。

喧嘩の際、司馬くんは薬を落とす。それを拾った蒼佑は、彼の病気を知る。

ただ、葵には知られたくないという司馬君の思い受け止める。

そう、彼は重度の病気だったのだ。

葵は蒼佑と過ごすうちに、彼の愛情を感じながらも、司馬くんのことを思うように。

彼のことがやっぱり忘れられない葵。

彼は蒼佑のお父さんの紹介状を持って、病気の治療のために海外へ。

結婚式当日、蒼佑は葵の思いを推し量って、彼に会ってくるように言う。

結婚を取りやめ、司馬君と一緒に海外へ。

幸せに暮らしましたとさ。

 

超ざっくりにまとめるとこんな感じです(笑)

 

 

〜映画の感想〜

まず、突っ込みどころ満載すぎて、何から話せばいいかわかりませんが、最初はどうなるんだこの映画は・・・と思いました。

途中から終盤にかけてちょっとうるってきましたが、最後は急展開でした。

結婚を約束している彼が、急に、「やっぱり、彼のことがいいんでしょ?」「結婚やめて、彼に会ってきて」と言って、婚約を解消。

2人で駆け落ちして、海外へ行くというなんとも破天荒な終わりかた笑

このストーリー自体はまあ、よくある少女漫画的な感じなんですが、ちょっと最後は雑な印象を受けてしまいました・・・

 葵の気持ちの移り変わりが、ちょっとわかりにくかったですね。

もうちょっと葛藤があってからの、海外へ駆け落ちだったら良かったのかもしれません。

映画の良かった点は、とにかく、イケメンの2人の行動にキュンキュンくることですw

あとは、好きな相手って、意外と近くにいて、わからないもんなのかな〜なんて。

そんなところでしょうか。

ただ、突っ込みポイントがいくつか・・・

 

・突っ込みポイント1

重度の病気じゃなかったの??司馬君は重度の病気であるはずなのに、全然元気そうw

海外へ渡ってからも病気の感じしてません。これって、司馬君の策略か!?みたいに思ってしまいましたw

 

・突っ込みポイント2

恋愛禁止の世界。というポスターだったので、完全恋愛禁止の世界かと思いきや、特に政府通知を守らなくてもいいとのこと。これ、ストーリー的に、法的拘束力もたせた方がイケない自由恋愛しちゃってます!って感じで、いいかと思ったのですが・・・

 

・突っ込みポイント3

司馬君の演技が、君の膵臓を食べたいの「志賀くん」の演技とあまり変わらないので、そっちに見えてしまう。(キミスイにはまりすぎた弊害かもしれないですがw)

 

・突っ込みポイント4

結局、一番可哀想なの、蒼佑ですね・・・プロポーズして、一生懸命葵のために頑張ってきて・・・でも、最後は、幼馴染の方に行っちゃうって。

そして、葵の態度が急変しすぎなんですよね・・・ずっと、私は蒼佑のために・・・!

みたいな感じだったのに、最後の方で、急にやっぱり違うかも、ごめん、っていう感じです。

 

まとめ

最後は、やっぱり、自由恋愛の相手と・・・というストーリーはまあありがちではありますね。

映画の中盤にかけて、3人のそれぞれの想いをそれぞれが知ることになって、ちょっとうるってくる場面もありました。

少女漫画的な、ちょっとありえないシチュエーション。こんなことあったらいいな、みたいな方は、ぜひ観てみてください^^

そういうストーリーは好きじゃない!!って方は、ちょっとつまらないかもしれませんね。

個人的MVPは葵のおじさん役を演じたチュートリアルの徳井がいい味出してました。

 

f:id:horeboredansi:20171014231743p:plain

 

p.s. すんごいどうでもいいんですけども、葵と蒼佑が最初にデートしたホテルのカフェラウンジで流れていた曲。

モーツアルト弦楽四重奏曲プロシャ王第1、第1楽章です(笑)

とっても美しい曲で、大好きな曲が流れてきたので、つい反応してしまいました。