映画「君の膵臓を食べたい」を８回観た僕の感想
映画「君の膵臓を食べたい」が泣ける理由（ネタバレあり）
２０１７年８月。
僕は、Twitterで泣ける映画として爆発的に大ヒットしているとの情報を耳にし、ふと映画館で「君の膵臓を食べたい」を鑑賞した。
最初は、「どうせありきたりの病気の映画でしょ〜？」って思っていました。
しかし、映画が始まると、主演のお二人（浜辺美波さん、北村匠海さん）の演技に吸い込まれ、最初から最後までボロ泣き。特に、最後の３分の１はずっとうるうるしていました。（笑）
映画「君の膵臓を食べたい」は何が人々を感動させ、そして、泣かせるのか。４回映画を見に行った僕なりの感想を、原作を踏まえた上で、考察してみようと思う。
＊画像はhttp://kimisui.jp/#/boards/kimisui オフィシャルサイトより引用
＊映画「君の膵臓を食べたい」のあらすじを知りたい方は、下の関連記事から飛ぶことができます。
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泣ける理由１ 浜辺美波さんの声の訴求力と笑顔
ヒロインの浜辺美波さん（浜辺さんの詳しいプロフィールはこちら）
は、まだ１７歳（２０１７年８月現在）。
＊画像はYoutube特報より引用
それにもかかわらず、見事にヒロインの咲良を演じていました。
特に、僕は、彼女の「声」に恋しました。
時には咲良の天真爛漫さを。そして時には病気と闘う少女を。見事に表現。
ナレーションもなんとも落ち着いた大人っぽい声。
セリフの一言一言が、観ている者の心に語りかけるような、そんな素晴らしい声です。
（余談ですが、このCMも実は浜辺さんでした！カップヌードルのCMで魔女の宅急便のキキの声をやってますね^^）
僕みたいに浜辺さんの声にやられちゃった人も多いのではないでしょうか？？（笑）
そして、場面ごとに異なる、咲良の笑顔。
笑顔も使い分けられる女優さんで、演技の一つ一つに主人公の気持ちが伝わってきます。
泣ける理由２ 松谷卓さんの映画内BGMが切ない
松谷卓さんといえば、劇的ビフォーアフターの音楽で知っている人も多いかと思います。
（他にも、「僕は明日、昨日の君とデートする」の音楽も担当されています。この映画も、キミスイ並みに泣けるっ！興味のある方はチェックしてみてください。）
松谷さんの音楽は、とても温かみのある音楽が特徴で、キミスイの雰囲気にマッチ。
映画を見終わった後には、音楽だけで泣けます。（笑）
なお、すでに、サウンドトラックは発売されています。ダウンロードもAmazonでも購入可能です。
もちろん僕も購入しました（笑）
お勧めは、Epilogeを聞きながら、手紙の全文を読んでみてください。泣けますw
泣ける理由３ 北村匠海さんの演じる「僕」が純粋
北村匠海さん（詳しいプロフィールはこちら）
の演じる僕は、中学校時代の自分と似ているところがあったようです。これは、テレビ番組のインタビューの中でそう答えています。
映画の「僕」は誰とも関わらないことで、自分を保っている、そんな主人公です。しかし、次第に、咲良に心開き、咲良の影響を受けていきます。
その、「変化」を北村さんが見事に演じていました。
泣ける理由４ 景色・風景がきれい
アニメ、「君の名は」も描写がきれいだと話題になりましたが、キミスイも負けていません。
ちなみに、ロケ地について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ！
様々な場所で撮影が行われていますが、その景色・場所がとてものどかで、映画の雰囲気をより切ないものにしています。
予告編で、一部見ることができますので、要チェックです。
（何度見ても泣ける予告編です。）
泣ける理由５ ストーリーがありきたりなのに引き込まれる。
僕は原作を読まずに、映画を観ましたので、最初は、ただの「病気の映画」だと思っていました。
しかし、その予想は見事に打ち砕かれました。
病気で死ぬのではなく、まさかの・・・・って。
個人的には、この描写があったから、こんなに切ない映画になったと思っています。
もっとも、このストーリーに酷評する人もいますので、興味あればどうぞ。
原作のストーリーについては、Youtubeでわかりやすいものがありましたので、こちらをどうぞ。
原作はこちら。
「４月は君の嘘」と確かにストーリーは似ていますね^^
総括
それで、なぜ、映画館に４回も見に行ってしまったのかというと、１週間くらいすると、なぜか咲良と僕に会いたくなっちゃんですよね（笑）
理屈抜きにして、感動したのです。
いろいろ考えてしまうと、物語の設定に？？？ってなってしまうところもあるんですが、そんなの関係ないですw
まだ映画館で見ていない方、ぜひ、映画館で見ることをお勧めします。
彼女の声、そして、僕の「変化」。
素晴らしい音楽と風景。
きっと、涙すると思います。
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